ドイツ: 2日目
2007年7月3日、朝食を済ませ、ホテルの前にある湖の辺を少し歩き、ノイシュヴァンシュタイン城の近くまで車で移動しました。とてもいい天気に恵まれました。
駐車場からお城までのコースはいくつかありますが、私たちが歩いたコースは抜群でした。森の中を歩き、川が流れる音がしてくると、泉から湧き水が出ているところが見えてきました。川に沿って歩いていくと、小さな滝が見えてきました。川で見かける大きな岩や小石の色は、ハワイ島の黒や灰色の岩や小石とは対象的で、白、薄茶、ピンク色がかっていました。
これまでに見たことのないワイルドフラワーも咲いていました。一番気に入ったのはユリの花です。白い花の固体とエンジ色の固体がひとつづつありました。川の水はとても澄んでいて、触ってみると、思ったほど冷たくなかったです。川に向かっていた状態から、後ろを振り向き見上げてみると、お城が見えました。
前方に大きな滝が見えてきました。その上には橋がかかっていました。そこから更に森の中を歩いて登って行きました。トレールを歩き始めてから、私たち以外には誰一人見かけませんでした。そのまま時間が止まってくれたら・・・このままずっとここにいたい・・・という気持ちでいっぱいでした。
お城に近づいてくると、他の観光客がたくさんいました。半分ぐらいは日本人の観光客のようでした。お城の中庭から、谷間で見た滝を見下ろすことができました。
お城の中からも、滝の音を聞くことができました。お城の外観のスタイル、内装の色、スタイル、装飾品、絵の物語・・・城主であった王ルードヴィヒ二世の人柄が伝わってきました。
周りの景色と調和したこのお城に、私たちは今回は夏に訪れましたが、いつか秋や冬にも訪れてみたいと思いました。
ルートヴィヒ二世より鉄道計画者アントン・メミンガーへの言葉「この牧歌的静寂とロマンチックな自然を鉄道や工場で乱すべきではない。冬の絵画的美しさは夏よりもはるかに優れている。無数の他の人々のために、私もそうだが、あこがれ、逃げ込める小さな土地を必要とする時が来るであろう。現代の文化、技術、欲、忙しさ、都市の騒音、雑踏、煙、ほこりなどと離れた平和の場所だ。」に共感を覚えました。
見学が終わり、名残惜しいですが、お城とお別れする時間が来てしまいました。ローテンブルグに向かうオートバンに戻る前に、ヨヘンがチーズを買ってくれました。4種類買ってくれたのですが、どれもとってもおいしかったです。
いよいよ、ローテンブルグの中心にある広場で最後のコンサート。雨が降ってきたので、サクランボを食べながら傘をさしてコンサートを観ました。ハワイが大好きなヨヘンにとっても、感動的なコンサートでした。コンサートの後は、ヨヘンと一緒にローテンブルグを散歩しました。ケーキを食べたり、チョコレートを食べたり、お土産屋に入ったり・・・
夕食時に、ヨヘンの奥さんと、もう一人の友達マリアス(数ヶ月前にハワイに遊びにきたときに案内してあげたヨヘンの幼なじみ)が会いに来てくれました。思い出話をしながら夕食を楽しんだ後、皆で夜のローテンブルグを散歩しました。
友達たちと別れたのは10時過ぎ、大満足の1日でした。
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